「ダイエット」を行った理由、動機
ディスクワークが中心の仕事で20年以上勤務していたのですが、そのためか運動不足もあって太り気味でした。
そして訳あって転職して、立ち仕事で携帯電話を製造する業務に転職しましたが、初日の仕事が終わったとき、両足が棒のように突っ立って動けませんでした。
暫くしたら足を上げる事が出来て足が上がったら歩けるようになったのですが、これでは仕事が続かないと感じて、筋力をつけようと思いました。
そして、足への負担は体重にもあるので、同時にダイエットも行おうと思いました。
ただ怠惰な性格なので自分独りで運動しても続かないと思い、何かの教室みたいなところに通おうと思っていたときに、趣味などの市民講座の案内が新聞の折込で入っていました。
その講座には語学やパッチワークなどの趣味の講座に混ざって、エアロビクスやヨガ、そして太極拳などの運動系の講座もありました。
私はエアロビクスのように激しい運動をいきなり行うのもどうかと思いましたし、ヨガはよく分からないのでダイエット効果がどれだけあるのかという思いもありました。
「ダイエット」をするために行った行為
太極拳は行なったことはないですがテレビなどで見て、足腰を鍛えるには良さそうな感じもあって太極拳に決めて申し込みました。
そして、その一方で体脂肪などを量ることが出来るオムロンの『体重・体組成計カラダスキャン』という体重計を購入して、体重と体脂肪そしてBMI値や内臓脂肪を測定して、エクセルに毎日記入して記録を残していきました。
太極拳の講座は毎週土曜日の午前中にありました。
太極拳に通っている人は女性が多くて、男性は私を入れて二人しかいませんでした。
女性が多いと返って通い難い感じもありましたが、ダイエットと筋力をつけないと仕事に支障が出るので頑張って通うことにしました。
仕事の方は一日の終わりに動けなくなることは最初の数日ありましたが、その後はそのようなことはなくなりました。
最初の1ヶ月間は仕事での足の痛みがありました。
2時間おきにある休憩を目標にして頑張って、少しでも足を休ませて次の2時間に備えていました。
太極拳は最初の1ヶ月ほどは動作を憶えることで一杯でしたので、毎日記入していった体重、その他の記録はほとんど変化がありませんでした。
太極拳を習い始めて2ヶ月を過ぎたころから変化が出てきました。
太極拳の動作では例えば片足立ちが出来なかったのが出来るようになったり、腰を低く落とす動作を繰り返しても足の痛みが残らなくなってきました。
毎日の記入も体重と体脂肪率やBMIが変化するようになり、エクセルのシートの色を、目標より悪かったら背景を赤で表示して、目標以下になったら緑に表示するようにして、目標に合わせて変わるようにしました。
ですが、内臓脂肪はほとんど変化していなかったのに対して、半年ほど過ぎてから体重や体脂肪率そしてBMIは目標以下になることができました。
特に体重は1年ほどで、73kgほどあったのが最終的に66kgほどに減少しました。-7kgです。ゆっくり痩せていったのでリバウンドもなく好きな物も食べても大丈夫でした。
健康の為にも引き続き太極拳を行っていこうと思います。
50代前半男性 鳥取県
※個人の体験談です