私は過去に二度、月に10キロ以上のダイエットに成功しました。一度目はまだ若い頃の話になるのですが、当時69キロあった体重が56キロまで減らすことが出来ました。-13kgの減量です。
では、実際に何をしたかというと、軽い筋トレと食事制限です。まず、筋トレについてなんですが、極端な筋トレをしたわけではなく、シンプルに腕立て伏せと腹筋と背筋、スクワットを各50回ずつ2セットしたくらいです。
これはやはり基礎代謝向上にもつながりますし、これくらいの筋トレならそんなに苦痛を感じない程度にやれました。と言っても、やはり太っているということは基本的に怠け癖がついているということなので、初めはこの量でもキツかったです。
なので、実際は初めの一週間は30×2セットくらいにして徐々に回数を増やしていきました。ですが、これがコンスタントに出来る人はそもそも太っていないでしょう。これくらいのことも出来ないから太るのです。
では、どうすれば継続して出来るかというと、日々の生活の中に体を引き締める行動を取り入れ、習慣づけることが大事になってきます。久しぶりに運動をすると、体が引き締まるのを感じると思います。ようはそれを感じられる行動を日々の生活の中で習慣づければいいわけです。
例えば、昔あるテレビ番組で、元モデルの林マヤさんが、お風呂で足を洗う時にあえて立った状態で足を洗うと腹筋を使うことになるので良いと言っていましたが、まさにそういうことなのです。
私が実際にやっていたのは、お風呂のそれももちろんですが、椅子に座っているときには背筋を伸ばし、時折腹筋に力を入れるとか、床に置いてあるものを取るときには必要以上に腰を落として取るとか、階段は二段ずつ上がるなどです。
一つ一つの行動を億劫に感じるから、必要最小限の動作で済まそうとする為、人は太るんだと思います。
なので、あえて無駄な動きをすることで、今までと比べ物にならないくらい体を動かすことになり、その日々の心がけ、習慣が付くと筋トレも苦痛では無くなります。
あと、食事制限についてですが、制限するといっても私の場合はお米の量を減らしただけです。具体的には、一回の食事でお米をお茶碗2杯食べていたのを、1杯に減らしただけです。それを補うようにおかずはたくさん食べていました。あと、よく噛んで食べることも満腹中枢を満たすことになるのでおススメです。
このように、もちろん筋トレはしましたが、日々の習慣を変え、ちょっとした運動を数多くこなし、食事もお米の量を調節するだけで無理なくひと月で13キロ痩せることが出来ました。
その数年後、いつの間にかまた太ってしまいましたが、このダイエット方法をもう一度実践した結果、やはりまた同じようにダイエットを成功させることが出来、今は56キロ位を常にキープ出来ています。
痩せ方にはもちろん個人差があると思いますが、自分の怠惰が招いた肥満であることを自覚し、日々の習慣の中に無理なく軽い運動になるような動作を取り入れていけば、誰でも痩せることはできると思います。
30代前半男性 兵庫県
※個人の体験談です